人は美味しそう、すごそう、よさそうだから買う、ということを改めて思い知ったのでそれについてちょっと書いてみる。

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sugoi

お、美味し「そうな」お店だなぁ。
入ってみよ!

うーん、、、あんまりだったなぁ。。
もう来ないだろうなぁ。


最近実際に私がランチ時に体験したことです。

よくWebに限らずマーケティングにおいて「新規の」お客様を獲得するためには、
「いかに美味しそうに、すごそうに、よさそうに見せるか」
大事だということを色々な本やネットなどで見かけ、私も強くそう思います。

そのことを改めて思い知るキッカケとなったので、
今回は色々思ったことを好き勝手につらつら書いていこうと思います。


人は美味しそう、すごそう、よさそうだから買う

「ウチの商品の技術は素晴らしい。だから絶対売れる!」
これは新規のお客様を獲得する上では間違いだとよく言われています。

技術や性能や腕がいいのはもちろん大事なのですが、
それだけではモノは売れません。

技術や性能や腕や味が本当にいいかどうか分かるのは買って使ったり体験したり食べたりした後なので買う前には分かりません。
買う前には使ったり体験したり食べたりできないので。
(無料のお試し等をすれば別ですが)

人は美味しい、すごい、よい、ということは買う前は分からず、
あくまで美味しそう、すごそう、よさそうだから買う。


って世の中のすごい人が言ってました。
私も心の底からそう思います。むしろそれを実際に体験したから今回の記事を書いてます。


冒頭に挙げたランチの例ですが、私はそのお店で料理を食べたことはこれまでありませんでした。(そのお店にとっては新規客ですね)
ふと、街中を歩いていて、看板を見かけ、そこに載っていた食べ物が「美味しそう」だから
その店に入って料理を注文しました。

その後、注文した食べ物が来て口にしてその時初めて「美味しいかどうか」が分かりました。
私の舌がおかしい、狂ってるという可能性は十分にありますが、それは置いといて、今回の料理は私には合わず、もうこの店には来ないだろう、、そう思い、店を後にしました。


マーケティング活動において重視する主なポイントとして
・新規にお客様を獲得する(他社ではなく自社を選んでもらう)
・獲得したお客様をリピートさせる(価値を感じて再び利用してもらう)

の2つがあると思います。

今回のお店は私という新規のお客様を獲得することはできたけど、
(私はもう行くことはないので)リピートさせることはできなかった、
というマーケティング結果になります。



今回の出来事はWebサイトでも言えること

今回、私が実際に体験したことはWebサイトの場合でも言えるかと思います。

Webサイトやページを作るときにほぼ必ずこういう話が出ます。

・デザインってこれでいいの?
・色ってこれでいいの?
・コンテンツってこれでいいの?
・コピーってこれでいいの?
・レイアウトってこれでいいの?
・このページでコンバージョンとれるの?
・このページで売れるの?

などなど。

毎回回答に苦しむ質問です。
広告主様、発注者様、自社のWebサイトに強い思いを寄せてる方ほど、デザインやコンテンツの良し悪しを追及される方が多い気がします。
それはとても良いことだと思いますし、可能な範囲で追及すべきかと思います。

ですが、やはり企画段階(公開前)で良し悪しを判定するのは難しいですし、基本無理だと思います。

こういう言葉で片付けてしまうと怒られてしまうかもしれませんが、私はある程度仮説立て(○○だから売れるだろう、という考え)した通りに「美味しそう、すごそう、よさそう」にコンテンツやデザインが作れたら後は細かいことに悩んでないでさっさと世の中に公開して実際のユーザーの反応を見てしまったほうがいいと思っています。

ケースバイケースですが、Webを使ってマーケティングをする場合、新規のお客様を獲得することを目的に運営しているケースが(あくまで個人的に)多いのでは、と思います。

そのため、初めて買おうとしている人は美味しそう、すごそう、よさそうだから買うので、美味しそう、すごそう、よさそうなコンテンツ、デザインになってたらひとまず全く買われないことは(恐らく)無くなるので、後は実際の反応(コンバージョン率等)を見て、それから答えを見つければいいのでは、と思います。

競合のコンテンツを見たり、自社の強みを探したり、お客様のニーズを見つけたり、コンテンツを作り上げるまでに数多の作業を行うのですが、それも全て美味しそう、すごそう、よさそうに見せるために行っているのだと思っています。


では、どこまでやれば美味しそう、すごそう、よさそう、な状態になっているか、というと、それもユーザーの反応を見る前に答えを出すことはできません。
良し悪しを決めるのはサイトの運営者ではなく、お客様だからです。


例えば制作会社さんからデザインが上がってきて、
「これは誰がどう見てもよさそうなデザインだ。よし正解。これが答えだ。」
っていうことには企画段階では絶対にならないと思います。

コンテンツのチェックに色々な人が関与するかもしれませんが、少なくとも関係者が「(確実にCVとれるか保証はないけど)よさそう」と思えるかどうか、むしろもっと言ってしまうと「これなら(ユーザーに見せても)悪くないよね」って思えるようなクオリティなら世の中に出してしまっていいのでは、と思ってますし、自分がプロジェクトの主導権を握れる状況であれば、「悪くないよね」レベルのクオリティのデザイン、コンテンツができた段階で世の中にリリースしてしまいます。

このデザイン、コンテンツは売れるだろう、と自信満々なときに売れないことは多々あります。逆もまたしかり。なので、机上で空論を並べ続けないで、悪くないレベルのものであれば答えがどうなるか世に出してみる。

という観点でいつも私はWebマーケティングをしています。



長くなってしまったのでそろそろ終わりにします。

自分でも途中から何が言いたいかよくわからなくなりましたが、とりあえず、Webマーケティングにおいて、企画段階、制作段階においては完全な答えを出すことは不可能で、追及するとすれば、美味しそう、すごそう、よさそうに見えるかどうか。それ以降の答えはユーザーに聞いてみないとわからない。そのため、仮説に基づいた「悪くない」レベルのクオリティができたらさっさと世にリリースしてみる。それから答えを探る。という観点でやればいいのでは、ということを偶然ランチ時に通りかかったお店の巧みなマーケティング施策(看板がめっちゃ美味しそう)に見事引っかかった私は改めて思いました。


※最後に補足をすると今回のお店の料理は決してまずくはなく、単に私に合わなかっただけです。
この味が好きな人には美味しい料理だと思います。
Webも料理も奥が深いですね。


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