ネットショップを無料で作れる「BASE」を使い倒してみた

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最近ネットショップを無料で作れる「BASE」を利用する機会があり、開店準備から店舗運営、後処理(売れた後のお金関係とか)までの一連の流れを経験しました。ある程度使い倒して本ツールの機能や特徴を理解したと思うので、今後使う方のために情報をまとめておこうと思います。

※2016/12/29 執筆時点での情報となります。機能は日々アップデートされると思いますので、実際に利用する方はきちんとBASEのヘルプを見たり、問い合わせをして私のブログの内容に騙されないようにしてください。

そもそもBASEって何?どういう状況のときに使うとよい?

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繰り返しになりますが、ネットショップを無料で作れるツールです。ショッピングカートのASPを契約すると月の費用(固定費)が必要なサービスもありますが、

・ドメインの準備も不要(BASEが用意したドメインを利用する場合)
・サーバの準備も不要
・決済でクレジットカード払いを導入したい場合、面倒な手続きも不要
・売れた時にだけ手数料をBASEに支払うため、固定費は一切かからない

という実際に商品が売れない限りは「1円たりとも費用がかかりません」
価格設定さえ間違わなければ経費含め赤字になることはありません。
(売れなければもちろんプラスにもなりませんが)

「お金はかけたくないんだけどこの商品ネットで売ってみたいんだよね」

なんてときにはよいです。

ただ、結論から申し上げると、

●商品点数が少ない
●商品が異なるカテゴリを跨がない
●商品の入れ替えを行う必要がほとんどない
●売上が発生して引かれた経費はざっくり分かればそれでよい


という状況以外の方にはあまり適してないかな、というのが個人的な印象です。

つまり、
商品点数が多くて、商品が異なるカテゴリを跨いで(例えば車の場合、クラウンはトヨタというメーカーのカテゴリを見た時にも、セダンという車種のカテゴリを見た時にも表示されるかと思います。これが本記事におけるカテゴリを跨ぐ、という意味です。)、商品の入れ替えも頻繁に必要で、BASEにおける手数料がいくつかあるのですが、その内訳とかがしっかり分からないと経理処理的に困る、詳しく知りたいジャン、、的な方は別なツールを検討された方がよいです。
理由は本記事を読んでいただくと分かると思います。

では、管理画面の機能のご紹介を。


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会員登録してログインすると上記のメニューが用意されています。

ナビゲーション毎にポイントをまとめようと思います。
※「ダッシュボード」は名前の通りアカウントのサマリーみたいなページなので割愛。

ショップ設定

「商品管理」から順に書こうと思いましたが、開店する流れで書いた方がいいかと思ったので順序はナビゲーション通りではありません。
(親切だろ)
まずはショップ設定から。

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ここはお店の名前や会社情報、ショップのカテゴリ、特定商取引に関する表記等、ショップに必要最低限な情報を入れます。

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決済方法の画面ではBASEが用意している決済方法のどれを採用するか決めます。
(基本的な決済方法は準備されてるので事足りるかと)

ちなみに、手数料等はこちらのページで詳しく確認できます。

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後払い以外だと3.6%+40円です。
シンプルなのですが、1つ注意なのが「※決済手数料は送料にもかかります。」の部分。

例えば商品が10,800円(税込)で送料が500円、お客様が合計11,300円支払ったとすると、この「11,300円」に対して手数料が発生します。

・決済金額:11,300円
・手数料3.6%:407円
・手数料40円:40円
手数料合計:447円

というイメージです。


Apps

ショップに色々なアプリを入れることができます。(無料のアプリが多い)

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私は上記のアプリを利用してました。

左から、

・シークレットEC:パスワードを知ってる人のみ使える状態にできます(意外と他のECツールにはなかったりする)。
・csv管理:商品登録をまとめてcsvで管理できるようになる。
・カテゴリ管理:商品にカテゴリをつけることができる。
・納品書ダウンロード:お客様に送付する納品書が自動でできる。
・Google Analytics設定:Google Analyticsを設置できる。
・送料詳細設定:送料を設定できる。
・Blog:ブログが書ける(使わなかったけどな)。

ある程度アプリを入れないとECとしての機能が不十分なので、必要に応じてインストールしましょう。


デザインマーケット

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ショップのテンプレートを購入することができます。
デフォルトのテンプレートでも運営することはできますが、少々使いにくいので、テンプレートの購入をおすすめします。(だいたい5,000円~)


デザイン編集

デザインテンプレート(デフォルトのでも購入したのでも)の編集ができます。

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上記の通り、htmlの知識がなくても、色を選んだり、画像をドラッグするだけで編集することができます。
※別途html編集アプリ(有料)をインストールするとさらに細かくhtmlレベルで編集することができます。


商品管理

さて、いよいよ商品を登録します。
実はここからが取り扱う商品によっては少しやっかいになる場合があります。

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商品管理画面です。(グレー箇所に登録してある商品写真、商品名があります)

なお、BASEの仕様で登録する商品の金額は全て「税込金額」となります。税抜金額と消費税で別れていません。そのため、税抜金額に消費税を加えた価格で登録する必要があります。


●商品を探す

中央に検索窓がありますが、商品を探す場合、基本的にスクロールして探すか、この検索窓から商品名を入力して探すか、のどちらかのみです。

商品点数が少ないといいのですが、、多いと商品を探すのにまず一手間かかります。

●商品情報をまとめて編集する

商品数が多いと基本スムーズにできません。

例えば、全商品の値段を一律10%オフにしたい場合、複数の商品の情報を一括で編集することができません。
上記appの箇所で「csv管理」を挙げましたが、このアプリはあくまで「商品登録」の際に複数商品まとめて登録できるだけであって、登録した商品を編集することはできないのです。

では、どうするかというと、個別に1つずつ商品を編集するか、もしくは1度商品を全て消して情報を編集した上で再登録するのどちらかで対応します。
さらに、もし、後者で対応しようとすると、BASEには複数商品をまとめて削除する機能もないため、1つずつ削除ボタンをポチポチ押して消す必要があります。
商品点数が多いショップの場合、ここが1番厄介かと思います。


注文管理

商品が売れたら注文管理画面で売れた商品、購入者の個人情報等を確認することができます。
ステータスも「入金待ち」や「発送待ち」「対応済み」等でそれぞれ分けて表示されたりするので、販売後の管理としては他のツールと同様に使えるかと思います。

但し、ここで表示される金額も「税込金額」となるため、実際の売上を計算する際には注意が必要です。


お金管理

過去1か月間の売上、売上推移を確認することができます。



上記の図には確定した売上2件と売上金額から手数料が引かれた金額が入金された情報が掲載されてます。
(数字を伏せてるので分かりづらいと思いますが)
そのため、未計上金額と振込可能残高が0になってます。

商品が売れた場合の売上は一度BASEの口座に入ります。その後、ショップ管理者が振込申請をして、振り込まれたらそこで初めて現金を手にすることができます。
振込申請をするまでは未計上金額と振込可能残高にそれぞれ情報が掲載されます。

ここでも1つ厄介なのが、売上金額と手数料の内訳が分かる明細のようなものがでないことです。
実際の販売金額(消費税も込み)を基に計算すれば算出できるのですが、逆にそれをしないと内訳が分からないのです。

販売金額と手数料の内訳は自動で算出してcsv等でダウンロードできるような仕様にしてもらいたい、と使用時、切に願いました。




以上。

●商品点数が少ない
●商品が異なるカテゴリを跨がない
●商品の入れ替えを行う必要がほとんどない
●売上が発生して引かれた経費はざっくり分かればそれでよい


という状況以外の方にはあまり適してない、ということがなんとなくはご理解いただけたかな、と思います。

機能改善して頂きたい部分はありますが、無料で決済導入も楽ですぐにネットショップを開設できるのでECサイトを用意したいけれどお金をかけられない、という方にはいいのかなと思います。

目的に応じてツールは検討しましょう。

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